マザーズ基金
~闘病中の助成金支援~
ファンド創設の由来
この写真はシングルマザーでトリプルネガティブ乳がんが発覚した女性の写真です。母として子供を支えながら、闘病生活をされていました。闘病中は治療費以外のお金も多くかかりました。それは保険ではまかないきれない、交通費や子どもの養育費、食費など、多くの項目が自己負担でした。そのため治療をあきらめ、日常を選択する方もいます。
生前、彼女は「自分と同じ思いをする人を減らしたい」とおっしゃっていました。当協会はその想いを引き継ぎ、乳がん患者さんの闘病中のお力になるべく、「MOTHER'S FUND」をここに立ち上げました。皆さんのご寄付とご協力は今まさに闘病中の方へと届けます。
ご寄付をいただける方へ
基金による援助金は、乳がん患者さんへの直接支援と、その際に派生する管理・啓発事業に活用させて頂きます。助成金の使用用途は自由としており、乳がん患者さんには、自分のために、周りの人への感謝のために、子どもの為に、心置きなく使用していただければと思っています。
心ばかりではありますが1人でも多くの方が、この助成金を使用して笑顔になっていただければ…。ご寄付をくださる皆様方のあたたかいお気持ちをお待ちしております。
治療中に患者さんを悩ませるもの
治療中の通院費
乳がんの治療は手術の時は入院になりますが、その後の数年間は通院での治療になります。仕事に復帰する方は、通院の際には仕事を休むか、合間をぬって病院に向かう必要があります。その際にかかる電車代やタクシー代などの交通費はなにかの補助金などはなく、家計をゆっくり圧迫します。
子どもの学費、ウィッグなど
乳がんは若くしてかかる癌でもあり、子育て真っ最中の母親に大きな負担がかかります。子どもが小さい内は、シッター代や習い事、学費など、多くの出費があります。また、女性自身も抗がん剤等の影響で脱毛してしまい、そのためウィッグを購入する資金だったり、肌質が変わって基礎化粧品も変える必要があったりと、いろいろな心配が付きまといます。
薬の副作用にする鬱などの発症
抗がん剤治療を行っている方は、薬の副作用が少なからず出てくるため、気分が落ち込んだり、イライラしたりすることもあります。仕事も家事も手につかなくなると、精神状態はますます不安定になります。そのためにも買い物に行ったり、美味しいものを食べてリフレッシュしたり…と気分転換することも必要です。
助成金対象者募集要項(第三期)
支給対象者 | 乳がんで闘病中の方(男性も可) |
募集人数 | 10名 |
支給額 | 1万円 |
応募条件 | ・助成後のアンケートにご協力頂ける方(助成金の用途は自由) ・治療計画書、主治医の診断書、診療明細書等、乳がんで治療中であることがわかるものの写真 |
選考方法 | 応募者の中から、当協会のMother’s基金委員会にて審査による選考を行います。 |
スケジュール | 1.応募締切 2024年12月31日(18時締切) 2.選考 2025年1月初旬 3.助成金決定報告・支給 2025年1月中旬 4.助成金使用等報告 2025年3月31日まで |